

特に中小企業では社員が育ち、会社に貢献するための制度です。
また、目標管理の導入により社員のやる気を引き上げ、仕事に対して前向きな組織を作ることが可能となります。

人は企業という森に生えている木にたとえることができます。つまり、森に社員という木が生えていて、その木が小さな実を付けます。その実を利益という籠に集めると、それが企業利益です。利益はどこかから勝手に湧き出ているわけではなく、社員一人一人が生み出しているのです。
・木が育つには太陽の光が必要
この木を育てて一つでも多くの実を付けてもらうと、企業利益が増大することとなるのですから、木が育つ方法を考えることが人を活かすこととなります。
そのためには、木の成長に必要な太陽の光を当てることが必要です。つまり、企業の方針やビジョン、目標を明確に示すことによって社員の想いを一本化します。


やるべき事や働き方が明確になり、指導する管理者と部下の両方を育てることができる。
・人件費の適正管理
会社の業績や体力に合わせて社員へ処遇することができる。
・優秀な人材の確保と定着
『この会社で働きたい』と思える会社にすることにより、優秀な人材の確保と組織風土が良くなり定着率が高まる。
・会社の業績が向上する
進むべき方向ややるべき事が明確になり、自立型の社員が増え会社の業績が向上する。
・社員のやる気の向上につながる
経営への参画意識を持たせ会社と社員が同じ目標を共有しことでやる気の向上につながる。
会社の理念に共感してくれる社員を採用・育成して高いパフォーマンスを発揮してもらう。そんな社員に長く務めてもらいたいのはどの会社でも当然のことですが、なかなか実現するのは難しいものです。また人事制度は、社員全員で一つの方向へ向かい、会社のあるべき姿に少しでも近づけることが可能です。
中小企業は大企業のような複雑で難解な制度ではなく、中小企業は中小企業に合った簡単で運用のしやすい人事制度が求められます。
せっかく苦労して作っても運用されないのでは意味がありません。弊事務所では、できる限り中小企業でも運用のしやすい、簡単な人事制度の設計を心掛けてます。
導入に迷われている経営者の方、この機会に良いと思ったことは何でもやってみる、というくらいの変革姿勢でとりあえず『走りながら考える』これは人事制度を構築する上で大切なことです。毎年少しずつ自社にとって最適な制度へ近づけていくことが最善策であるからです。